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Channel: 閑中俳句日記(別館) -関悦史-
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【告知】Reading&Talk [ナノポエトリーとマクロポエトリー]

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201210_10_02_e0151902_2063439来月10日、翻訳家のジェフリー・アングルスさん、詩人の田中庸介さんと3人で、朗読&トークイベントをやります。


 以下、会場となる葉月ホールハウスの案内を転載。

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  READING & TALK
ナノポエトリーとマクロポエトリー

翻訳家。俳人。詩人。
気鋭三人の自作朗読と鼎談でめぐる
微小の詩学と普遍の詩学


2012年11月10日(土) 
OPEN 18:00 START 18:30
要予約 2,000円(+1drink order)   

出演

ジェフリー・アングルス
関悦史
田中庸介

コロッケそばの味は、味がわかる人にはわからない。と言うと、何だそれは、と御叱りを受けるかもしれないけれど、凍てつく冬の夜に、残業が夜更けまでかかり、中央線西荻窪駅に終電三鷹行きでたどり着き、さてこれから歩いて帰途につくのはしんどいなあ、どうしようかなあ、と思ったときに、目の前に出された一杯のコロッケそば。それは粉っぽいとか脂臭いとか胸焼けするとか言ってられず、もうそのコーンが、わかめが、青ねぎが、天使の味ですよ、べろりとはがれた衣が甘辛い汁に浮いたのを最後にすするのが、もんじゃ焼きとかそういうのと近い郷愁の味ですよ、だから伊達や酔狂でなく、本当に切羽詰まった時にしか、コロッケそばなどというものは味わいのあろうはずのないもので、昔の人の言った、食うべき詩、とはまさにこのことでしょうか、というような微小で微細なよしなしごとの詩学を、只今大活躍の翻訳家・俳人のお二人をお迎えして、自作朗読を交え楽しく語ります。[田中庸介]

*後援=思潮社+邑書林
*協力=gallery cadocco *似顔切り絵=チャンキー松本
*予約受付・お問合せ=葉月ホールハウス(03-5310-3546) または  [hhh@hazukihh.com]

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 コロッケそばが本題とどう絡むのか、絡まないのかは、私もまだ全くわかりませんが、その辺どうなるのか知りたい方はぜひご来場ください。


 今月は高山れおなさんと逗子の高橋睦郎さんのお宅に伺って、昼食を御馳走になった後、そのまま3人で銀座まで取って返して安井浩司「俳句と書」展とその懇親会に出たり、SST(榮猿丸・関悦史・鴇田智哉)の打ち合わせ(?)があったり、その他もろもろ、遠出する用事がやたら続いて若干バテております。


 最近出たものとしては「詩客」からなぜか「私の好きな詩人」のコーナーが回ってきたので、ポーランドの現代詩人ズビグニェフ・ヘルベルトを紹介したり、同じ「詩客」の連載「日めくり詩歌 俳句」では野口る理の句を読んだりしています。

 それから、まだこちらの手元には届いていませんが、山岡喜美子さんのブログによると、田中裕明賞特集の載った「ふらんす堂通信134号」が出た模様。





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PULSAR (1990)

 

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