閑中俳句日記（別館）　－関悦史

　歯の移植手術をやった。まだ微熱、鈍痛続きで落ちつかない。　今月読んだもので装幀として懐かしいのは新潮社のハードカバー宮脇俊三『殺意の風景』、『新潮日本文学48　中村真一郎集』、福武文庫の島田雅彦『亡命旅行者は叫び呟く』、ハヤカワ文庫の旧装幀のクリスティー『複数の時計』くらい。なぜかSF、ミステリがほとんど読めていない。...

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【十五句抄出】堀切克洋句集『尺蠖の道』

February 17, 2019, 2:56 am

2018年9月文學の森　『尺蠖の道』は堀切克洋（1983 - ）の第1句集。　著者は「銀漢」同人。...

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【十五句抄出】長谷川櫂句集『九月』

February 17, 2019, 3:23 am

2018年7月青磁社　『九月』は長谷川櫂（1954 - ）の句集。　著者は「古志」前主宰。...

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【十五句抄出】伊藤伊那男句集『然々と』

February 17, 2019, 3:42 am

2018年7月北辰社　『然々と』は伊藤伊那男（1949 - ）の第3句集。　著者は「銀漢」主宰。...

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【十五句抄出】藤本一城句集『冬銀河』

February 17, 2019, 4:01 am

2019年1月角川書店　『冬銀河』は藤本一城（1957 - ）の第1句集。序文：伊藤敬子。　著者は「笹」同人。...

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【十五句抄出】伊丹三樹彦句集『身体髪膚』

February 17, 2019, 4:27 am

2019年2月沖積舎　『身体髪膚』は伊丹三樹彦（1920 - ）の全句集（1992年11月）に「未完句集Ⅱ」として掲載されていたのを単行本化したもの。鑑賞：森洋彦。　著者は「青群」顧問。ピアノリサイタル遂げ来し掌秘む白手套廃ボイラー集積しまた妻孕ますどこまでも若布干す波止　尾を巻く犬げんげ田に自転車半没　あそび呆けるビュッフェ車のグラス交響　五月の旅妻の髪にも　散紅葉乗る...

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【十五句抄出】打田峨者ん句集『夜航樹』

February 17, 2019, 5:01 am

2019年1月書肆山田　『夜航樹』は打田峨者ん（1950 - ）の第5句集（か。他に私家集1冊）。　著者は無所属。泥田耀(テ)り　スマホに俯く翁Ｂ路地口過(ヨギ)る暗緑　あれが彷徨樹バス待つ聖母子　中板橋の春に暮れ銅鏡や　ふと秋燕を仰ぎ見し荒れ館　青葉がくれに出窓猫干反りたる獣皮のサドル　清張忌戦争は己れが好きで好きで八月　　　「オレ」は少女で「自分」は少年...

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【十五句抄出】中井洋子句集『囀の器』

February 17, 2019, 5:19 am

2018年12月ふらんす堂　『囀の器』は中井洋子（1941 - ）の第2句集。跋文：高野ムツオ。　著者は「小熊座」「地祷圏」同人。...

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【十五句抄出】九堂夜想句集『アラベスク』

February 23, 2019, 9:57 am

2019年2月六花書林　『アラベスク』は九堂夜想（1970 - ）の第1句集。　著者は「LOTUS」同人。...

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　徳間文庫の田中光二の古本が3点手に入ったので読んだが、カバー絵が乳首が出てしまっている。今こういう装幀はしにくそう。　齋藤愼爾『逸脱する批評―寺山修司・埴谷雄高・中井英夫・吉本隆明たちの傍らで』は著者から寄贈頂きました。感謝します。西村寿行『オロロンの呪縛』角川文庫・1985年《奇怪な事件は北海道納沙布市に起った。　民宿を訪れた五人の男女が、突如閉塞されてしまった。　一体、誰が何のために？...

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