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Channel: 閑中俳句日記(別館) -関悦史-
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【十五句抄出】野間幸恵『ON THE TABLE』

2019年4月発行:TARÔ冠者(私家版) 『ON THE TABLE』は野間幸恵(? - )の第4句集。 著者の来歴・所属等は記載なし。...

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【十五句抄出】新谷壯夫句集『山懐』

2019年6月俳句アトラス 『山懐』は新谷壯夫(1941 - )の第1句集。序文:柴田多鶴子。 著者は「鳰の子」同人会長。...

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「トヨタマヒメはかえったんだよ―宮崎神話旅―」(2019年5月)

 「トヨタマヒメはかえったんだよ―宮崎神話旅―」(2019年5月)から。 「釣り針をさがし隊」による宮崎旅行詠の冊子。頒価400円。 メンバーは神野紗希、小島なお、東直子、平岡直子、三浦しをんで、全員が短歌と俳句両方を制作。     「この島の砂は貝です」風光る   神野紗希産声を空は忘れて春の波 生きる時間終えてもつづく待つ時間 甲羅の上に波は届かず   小島なお 一度きりのわたくしたちの野焼かな...

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「ドミタス」第4号(2019年4月)

 「ドミタス」(編集:武田肇)第4号(2019年4月)から。 詩、短歌、俳句混在の詩誌。俳句は渋川京子、武田肇のみ。  中天の渚より湧く春の雲   渋川京子百人の顔流れゆく青葉木菟月光のほかは通さぬ白髪かな  春愁やあなたの横の渦が我   武田 肇   上海某所秋日さす最上階の角部屋に星合ふ夜われと鏡が留守居かな見失ふいつもの道に山櫻       

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「秋草」2019年6月号

 「秋草」(発行編集:山口昭男)2019年6月号から。 罫線の狭き便箋春の海   山口昭男菜の花や木箱にならぶ饂飩玉貝は水つぎつぎ飛ばし雛の家   丸山せんかう草餅や暖簾の奥の長返事   赤城喫茶        

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【十五句抄出】岩片仁次編『高柳篤子作品集』

2019年5月発行:夢幻航海社、発売:鬣の会 岩片仁次編『高柳篤子作品集』は高柳篤子(1930 - )の作品集。詩、散文を含む。限定500部。「書信抄+解説風略伝」:岩片仁次、解説:林桂。 高柳篤子は編著者によると《本名は山本篤子、はじめは山本緋紗子と称し、ついで山本あつ子、高柳篤子。高柳重信と離婚後、広岡まり》。《本作品集収録の大部分は、高柳篤子期の稿である》とのこと。...

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【十五句抄出】野間幸恵『ON THE TABLE』

2019年4月発行:TARÔ冠者(私家版) 『ON THE TABLE』は野間幸恵(? - )の第4句集。 著者の来歴・所属等は記載なし。...

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【十五句抄出】新谷壯夫句集『山懐』

2019年6月俳句アトラス 『山懐』は新谷壯夫(1941 - )の第1句集。序文:柴田多鶴子。 著者は「鳰の子」同人会長。...

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「トヨタマヒメはかえったんだよ―宮崎神話旅―」(2019年5月)

 「トヨタマヒメはかえったんだよ―宮崎神話旅―」(2019年5月)から。 「釣り針をさがし隊」による宮崎旅行詠の冊子。頒価400円。 メンバーは神野紗希、小島なお、東直子、平岡直子、三浦しをんで、全員が短歌と俳句両方を制作。     「この島の砂は貝です」風光る   神野紗希産声を空は忘れて春の波 生きる時間終えてもつづく待つ時間 甲羅の上に波は届かず   小島なお 一度きりのわたくしたちの野焼かな...

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「ドミタス」第4号(2019年4月)

 「ドミタス」(編集:武田肇)第4号(2019年4月)から。 詩、短歌、俳句混在の詩誌。俳句は渋川京子、武田肇のみ。  中天の渚より湧く春の雲   渋川京子百人の顔流れゆく青葉木菟月光のほかは通さぬ白髪かな  春愁やあなたの横の渦が我   武田 肇   上海某所秋日さす最上階の角部屋に星合ふ夜われと鏡が留守居かな見失ふいつもの道に山櫻       

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【十五句抄出】『俳句の宙 2018―精選アンソロジー』

2018年12月本阿弥書店 『俳句の宙 2018―精選アンソロジー』は編者表記なしのアンソロジー。14名100句ずつを収録。 以下、概ね各人1句抄出。  山々をこつんとはがし冬満月   赤根雅雄煙突の空高すぎる秋思かな   石垣みち代よく眠る市民ですプラハに満月   伊藤道郎近道は踏切二つ夏の草   加山紀夫少年の戸口に立てり雲の峰   加山紀夫白木蓮かかときれいな母でした   工藤...

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【十五句抄出】織田春美句集『初音』

2019年6月朔出版 『初音』は織田春美(1933 - )の第1句集。序文:友岡子郷。 著者は「郭公」創刊同人。 緋縅の具足の並ぶ寒さかな人日の雨静かなり昭和果つ靄晴るる賤ヶ岳より初音かな忽と死のあり春宵に瞑る父彗星を見む沈丁の闇の中みささぎは風の音のみ初桜零余子蔓引けばこぼるる一の谷はまゆふや河口堰より霽れてきし   深悼...

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【十五首抄出】江田浩司歌集『重吉』

2019年6月現代短歌社 『重吉』は江田浩司(1959 - )の歌集。 著者は「未来」編集委員。...

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「港」2019年6月号

 「港」(発行:衣川次郎、編集:伊藤修文)2019年6月号から。 名誉主宰大牧広が死去し今号で終刊。 妻が来て帰りて泣きしほととぎす   大牧 広   祝 蛇笏賞受賞じつくりと冷酒を上ぐ真夜の卓   衣川次郎格差いま階級となり黄沙降る   堀口曄子       

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「セレネッラ」第19号(2019年6月)

 ネットプリント誌「セレネッラ」(編集:中島葱男)第19号(2019年6月)から。 緑蔭に憩ふ白衣の実習生   金子 敦夏館すべての耳が砂となる   中山奈々白南風やマイトレーヤの手印より   中島葱男       

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【十五句抄出】乾佐伎句集『未来一滴』

2019年8月コールサック社 『未来一滴』は乾佐伎(1990 - )の第1句集。 著者は「吟遊」会員。...

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「祭演」NO.56(2019年6月)

 「祭演」(主催・編集・発行:森須蘭)NO.56(2019年6月)から。 戦争は終つたのです青螢   黒田杏子(特別招待席)背筋に滝を宿している眠り   森須 蘭まばたきの球形時間しゃぼん玉   杉本青三郎アスパラガス一人二人と友のゆく   高橋保博       

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【十五句抄出】栗林浩句集『うさぎの話』

2019年6月角川書店 『うさぎの話』は栗林浩(1938 - )の第1句集。序にかえて:高野ムツオ、栞文:今井聖、澤好摩、塩野谷仁。 著者は「円錐」「遊牧」「街」「小熊座」同人。 イギリスのうさぎの話灯を消してブータンの野の夢ばかり凍蝶は...

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【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part74

 先月よりは復調しているはずと思いきや、冊数をチェックすると驚くほど本が読めていない。 物件的に懐かしいのは秋元文庫の光瀬龍(装画・依光隆)、角川文庫の高木彬光(装画・日暮修一)、集英社文庫の佐野洋(装画・上西康介)、教養文庫の久生十蘭(装画・司修)、角川文庫の半村良(装画・杉本一文)など。 『文学は教育を変えられるか』、『沖縄詩歌集~琉球・奄美の風~』は版元から寄贈頂きました。記して感謝します。...

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【十五句抄出】小島一慶句集『入口のやうに出口のやうに』

2019年7月ふらんす堂 『入口のやうに出口のやうに』は小島一慶(1944 - )の第1句集。序文:星野高士、阿川佐和子。 著者は元TBSアナウンサー(90年以降フリー)。...

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