【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part93
今年の読み初めが森奈津子『スーパー乙女大戦』になって、装幀がこういうものだったので句にしようかとも思ったが、いかにも私がやりそうなのでやめた。 2016年の暮に地元の古本屋「まんがらんど」が閉店してしまったのだが、その時に9割引セールで適当に買い込んだラノベ・BL類の山が今月ようやく全部片付いた。...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part94
古本屋の百円本から古い食味エッセイの類を買い込んでしまった。 2月下旬から暇になった途端にこの時期恒例の低血圧の悪寒が出て、積み本消化は遅々として進まず。...
View Article【十五句抄出】菊池洋勝句集『聖樹』
2021年2月私家版 『聖樹』は菊池洋勝(1971 - )の第1句集。序文:津野利行、跋文:北大路翼。 著者は先天性筋ジストロフィーを持つ。...
View Article【十五句抄出】マブソン青眼句集『遥かなるマルキーズ諸島』
2021年1月参月庵(私家版) 『遥かなるマルキーズ諸島』はマブソン青眼(1968 - )の仏訳付き横組みの句集(一部短歌も含む)。 著者は「海原」同人。 砂黒しグーグル未知の海で泳ぐ巨大な雲が巨大な山に巨大な影を落とす一句詠まばもう逃げられぬ人魚の湾神を信じるしかない島よ崖しかない創生語るパイプオルガンや大ガジュマル地球痛むか...
View Article【十五句抄出】谷原恵理子句集『冬の舟』
2021年1月俳句アトラス 『冬の舟』は谷原恵理子(? - )の第1句集。序文:岩淵喜代子、跋文:辻村麻乃。 著者は「ににん」「篠」同人。...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part95
3月後半は歯科治療後に激痛に見舞われ、点滴で抑えられたものの以後、歯痛、熱、食欲不振で本を読むどころではなかった。 装幀として殊に懐かしいのは半村良『うわさ帖』(装幀・金井久美子)、笹沢左保『ふり向くな』(装幀・篠田昌三)、A・モラヴィア『倦怠』(装幀・三尾公三)等。...
View Article【十五句抄出】神楽坂リンダ句集『四十雀』
2021年2月マルコボ.コム 『四十雀』は神楽坂リンダ(1951 - )の第2句集。序文:夏井いつき。 著者は「叡の会」「いつき組」参加。...
View Article【十五句抄出】有原雅香句集『鳩の居る庭』
2021年3月ふらんす堂 『鳩の居る庭』は有原雅香(1944 - )の第1句集。「序」に代えて:鈴木明、跋文:岡田路光。 著者は「野の会」同人。...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part96
不眠症が悪化して睡眠ズタズタ、肩凝りでゼイゼイ言うだけの一ヶ月だった。 積読本の消化も捗らず。 瀬戸夏子『白手紙紀行』は著者より寄贈頂きました。記して感謝します。...
View Article【十五句抄出】原満三寿句集『風の図譜』
2019年10月深夜叢書社 『風の図譜』は原満三寿(1940 - )の第6句集。跋文:齋藤愼爾。 俳皿に三千世界の風を盛る遠い野火なめつつ尿る黒和牛貘の毛の筆がすごいと春の女(ひと)自画像の大鼻といる春の昼啓蟄やケチャの群舞の夢に入る蝉しぐれ二度あることは入水譚この一夏(いちげ)...
View Article【十五句抄出】塩見恵介句集『隣の駅が見える駅』
2021年5月朔出版 『隣の駅が見える駅』は塩見恵介(1971 - )の第3句集。 著者は2020年6月「船団の会」散在後、俳句グループ「まるたけ」発足。...
View Article【十五句抄出】木田智美句集『パーティは明日にして』
2021年4月書肆侃侃房 『パーティは明日にして』は木田智美(1993 - )の第1句集。帯文:神野紗希。 著者は「奎」同人。...
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