【十五首抄出】平岡直子歌集『みじかい髪も長い髪も炎』
2021年4月本阿弥書店 『みじかい髪も長い髪も炎』は平岡直子(1984 - )の第1歌集。栞文:水原紫苑、正岡豊、馬場めぐみ。 著者は「外出」同人。...
View Article【十五句抄出】是永舜句集『間氷期』
2021年4月書肆山田 『間氷期』は是永舜(1943 - )の第1句集。 著者は「是永駿」の本名で詩集『宙の上』『穏やかな剝離』、訳書に北島『北島(ペイタオ)詩集』『波動』『ブラックボックス』、芒克『芒克(マンク)詩集』『時間のない時間』、戈麦『戈麦(ゴーマイ)詩集』等。...
View Article【十五句抄出】川嶋一美句集『円卓』
2021年4月本阿弥書店 『円卓』は川嶋一美(1949 - )の第2句集。栞文:中原道夫。 著者は「沖」「青垣」を経て同人誌「なんぢや」会員。...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part97
5月も不調続きなところへ後半締切が重なってあまり読めず。 ウルフ『波』は学生の頃、角川文庫がリクエスト復刊した杉本一誌装幀の版を新刊で買って、以後30年かそこら積読になっていたのをようやく読んだというものだが、この名作、近々新訳版が出る。...
View Article【十五句抄出】關考一句集『ジントニックをもう一杯』
2021年6月ふらんす堂 『ジントニックをもう一杯』は關考一(1963 - )の第1句集。序文:中原道夫。 著者は「銀化」同人。...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part98
あっという間に6月も過ぎてしまって、相変わらず不調とデスマ(月の後半だけ)で一向に積読本が片付かず。 松本清張『西海道談綺』は全8巻を全4巻に再編した新装版も同じ文春文庫から90年に出ているが、そちらだったら多分出てきても買わなかった。 新潮文庫のヘッセも新装版に大分切り替わっているらしい。もはや本屋が身近にないので検索しない限りあまり見かけることもないが。...
View Article水野結雅句集『氷砂糖』
2021年1月マルコボ.コム 『氷砂糖』は水野結雅(2007 - )の句集。「第14回句集を作ろう!コンテスト」40句部門の入賞作品。 著者は現在中学生。 コーヒーの泡の割れたる霧の朝隙間風父の湿布を貼なほす城跡に海の匂ひや冬菫入学の雲なき空をもてあます玉葱の積まれて市場完成す ※本書は著者より寄贈を受けました。記して感謝します。
View Article【十五句抄出】おおしろ房句集『霊力(セジ)の微粒子』
2021年8月コールサック社 『霊力(セジ)の微粒子』はおおしろ房(1955 - )の第2句集。鑑賞:野ざらし延男、解説:鈴木比佐雄。 著者は「天荒」同人。...
View Article【十五首抄出】武田肇歌集『短歌史または夜の雲』
2021年8月銅林社 『短歌史または夜の雲』は武田肇の第3歌集。原文は旧字体。 著者は「ドミタス」編集人。 紫陽花のとなりに紫陽花なき世界 一兆分の一ミリを過ぐサンボリズム「八重(やへ)」の勃(お)こらむ須佐之男よ...
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