これも前の記事の8月号と一緒に山崎祐子さんにいわき市でもらったもの。
民俗学者である山崎さんの連載「暮らしの歳時記」、この号では「三匹獅子舞」を取り上げています。近世初期に伊勢・尾張を中心に発達した正月の太神楽の獅子舞とは別で、関東・東北に多く見られるという。二匹の雄獅子が雌獅子を争うというストーリーで、大規模な神社よりは地域性の強い村祭の規模で伝承されることが多いとも。
この「三匹獅子舞」を先週のいわき市ツアーでも見せてもらってきたのだった。
藪蚊来て煙草の指に音なかり 檜山哲彦
アンテナを踏まへ白鷺ゆるぎなし 増田幸子
すれ違ふ人にどんどの匂ひかな 五嶋吉人
二階から猫の外出梅雨の月 前田貴美子
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いわきの獅子舞（菅波青年会）