【十五句抄出】巫依子句集『青き薔薇』
2020年9月ふらんす堂 『青き薔薇』は巫依子(1972 - )の第1句集。序文:行方克巳、帯文:西村和子。 著者は「知音」同人。...
View Article【十五句抄出】南うみを句集『凡海』
2020年9月ふらんす堂 『凡海』は南うみを(1951 - )の第3句集。栞文:中田剛。 著者は「風土」主宰。 なめくぢの目鼻なく哭く涅槃変伸びることうれしき春の蚯蚓かな 悼...
View Article【十五句抄出】俳句羅の会『羅作品集Ⅱ』
2020年8月俳句羅の会 『羅作品集Ⅱ』は俳句羅の会(代表:飯島ユキ)の作品集。 鯛焼やすべての山のくつきりと 青木古道初富士の十円玉のごと遠し 浅田樹音鍋底に目玉転がる鰤大根 阿部鷹紀初日の出へ寝たきり人と漕ぎ出でむ 尼ヶ淵是閑冬林檎甘し魚座の夢想癖 飯島ユキ氷点下三十五度にはしやぎをり いしだまきこ花粉症ウルトラマンが街を行く 石塚秀雄珈琲とハニートースト蝶の昼...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part89
相変わらず眉村卓の再読が多いが、近年(作者の最晩年)に出たものは装幀に馴染めないものも多く、作者本人のイラストを使った『短話ガチャンポン』(双葉文庫)はともかくとして、『夕焼けのかなた』(双葉文庫)などは愛読してきた作者でなければ、この装幀だけで手に取りもしなかった。 絵本か児童書のような簡略化した絵柄が増えているが、そういうのが苦手なのだ。...
View Article【十五句抄出】夏木久句集『「組曲*構想」』
2020年10月ジャプラン 『「組曲*構想」』は夏木久(1951 - )の第4句集。 著者は「連衆」「豈」「俳句新空間」に参加。 隙間ごとに銀河染み込み木工所...
View Article【雑録】このひと月くらいに読んだ本の書影 Part90
角川文庫の源氏鶏太作品は子供の頃よく本屋にあるのを目にしていたので、灘本唯人のカバー絵だけは馴染みがあったもののほぼ読んでいなかった。 高岡修『詩集 蟻』、伊藤浩子『数千の暁と数万の宵闇と』は著者から寄贈いただきました。記して感謝します。...
View Article【十五句抄出】藤原暢子句集『からだから』
2020年9月文學の森 『からだから』は藤原暢子(1978 - )の第1句集。序文:飯田晴、跋文:大塚太夫。 著者は「雲」同人。...
View Article【告知】ゲームさんぽ吟行 第2弾 「ピクミン3」
ゲーム動画を見ながらいろんなジャンルの専門家が話す「ゲームさんぽ」の吟行企画第2弾が公開されました。 今回は阪西敦子さんと私で「ピクミン3」の世界を吟行しています。 前編 後編 * 第1弾は「レッド・デッド・リデンプション2」吟行(こちらは松本てふこさんと私)。前編 後編
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